2008年総括

図書館戦争がアニメ化というのを見たとき(本屋に陳列されていた原作帯で知りました)原作派だった私は正直「どうなんだ…」と思いました。製作がIGというのは個人的には高ポイントだったのですが(攻殻、守り人、RD好きだったので)「アニメ化しにくそうなのになあ」だとか「キャストは一体誰が」だとか、同じ原作派の友人とぼやいていました。当時の公式サイトにはスチルのみが描かれており、原作を読んでいらっしゃる方なら分かると思うんですが「ああ、この人たちこんな顔になんだ」としみじみしたりなんかもしたわけです。(これまた個人的な話ですが、私は中村さんの書く素子が好きなのでキャラデが中村さんというのも嬉しかったりしました)
後日図書館戦争公式サイトがリニューアルされ、そのとき初めてキャストが発表されました。笠原はまりなっちで、手塚はたっつんか…小牧が石田さんってのはなんとなくわかるなあ、柴崎みゆきちもいいかもー、と思う中、申し訳ないことに堂上だけが「誰…?」な状態でした。ここでサンプルボイスを聞けばよかったのですが、なぜか私はそうせず、そのまま数日が経過。後日公式サイトで視聴可能になったPVで初めて前野さんの声を聞きました。「これが堂上か!」というのが率直な第一印象です。小説なり漫画なり、アニメ化する際に一番不安なのがやっぱりキャストのイメージだと思うんです。元々声のない作品なので、その元の作品を読んでいる人の数だけイメージしている声があって、自分が合ってると思っていても、別の人にとっては違ったりというのがありますが、少なくとも私の中では堂上=前野さんというのがカッチリ当てはまって、まだアニメ本編が始まっていないというのに、すでに前野さんの声の虜でした。アニメを見るより先に女子寮ラジオを聴いたこともあり「前野さん優しいからー」と言われている前野さんが実際どんな人なのかが気になるようになりました。そして男子寮ラジオで声だけでなく、前野さん本人の虜になってしまいました。
当時は前野さんの情報を調べようにもwikipediaと事務所サイトくらいしかみつからず、もっと前野さんのことが知りたいのに…!とウズウズし始め、結果として(ほとんど自分用の)備忘録として6月末にファンサイトを立ち上げることとなりました。自分一人では情報集めにも限界があるなあと思っている中で、拍手で情報を下さる方、コメントを下さる方がいらっしゃり、とても励まされ、助かりました。というか今でも助かっています。本当にありがとうございます。あれから約半年、たった半年なのですが、最近前野さんの声を聞く機会がグンと増えてとても嬉しく思っています。2009年も2008年後半と同じように前野さんを追いかけ続けられたらいいなあ!と心から願っています。
というわけでなんかすっごく長くなってしまいましたが、来年も前野さん、皆さんにとってよい一年になりますように!今年一年本当にお世話になりました!来年もよろしくお願いします!
(あと微妙にヘッダー画像を正月風味に)